初投稿になります。
社内開発責任者のuchiyaです。
ついにブログ開設ということで早速書いてみようかと。。
私は好きなものについてどんどん投稿していこうと思います。
コラムチックになるかもですが、興味のある方は見て頂ければ幸いです…
2試合連続パーフェクト…まであと僅か
言わずもがな、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手。
4/10のオリックス戦で28年振りの完全試合を達成。
1週間経ち、BIGBOSSこと新庄監督率いる日本ハムとの1戦、地上波で緊急生放送される程注目を浴びた登板になった。
プロ野球ファンならわかるかもしれないが、大抵の場合こういった偉業を達成した後は打たれる方が多い傾向にある。
佐々木投手までにプロ野球の歴史で完全試合を達成したのは15人。
その中で次戦の登板で勝ちを手にしたのはわずかに6人。次戦が無失点だった投手はいない。
プロ野球では完封すら難しいわけですが、長いシーズンでそれを持続させることはもっと難しい。
そんな中で迎えた日本ハム戦。
佐々木投手は初回から160キロを超えるストレートを武器に難なく3者凡退にきると、その後も試合前の時点でパリーグで最もチーム打率の高い日本ハム打線を手玉に取る。
あれよあれよとアウトを積み重ねてあっという間の8回パーフェクト。毎回は逃したものの14奪三振。
難しいなどというレベルでは済まされないパーフェクトゲームを2試合続けてしまうとは…
凄いとかという言葉では表せない程・・・凄い。。
調子を落としても抑えられる投球力と度胸
2試合とも見た限りでいうと、前週のオリックス戦と比べて明らかに今回の日本ハム戦の方が調子は良くなかったように思う。
松川捕手の構えるコースから逆玉にいくことが多かったし、ストライクを取りにいきたい場面でボールになる球がかなり多かった。オリックス戦ではほとんど見られなかった点だった。
それでもやはり球は伸びていたし、多少浮こうが打者が捉えられなかった。
ここが本当に恐ろしいところだと思う。
それぞれのチームのエースと呼ばれるような投手達は球威、変化球の質などどれも一級品だが、抑える上で最もポイントになるのは”制球力”だ。
大抵エースが打たれる場面というのはコントロールをミスしているケースが多い。コーナーや低めに丁寧に投げられれば打たれない球も、やや真ん中のコースに入ってくれば相手もプロ、僅か球一つ分が命取りになるケースが多い。
しかし佐々木投手の場合は球が高めに浮こうが真ん中よりに入ろうが空振りが取れる。
それだけ球威のレベルが違うということが言えるだろう。(もちろん低めにいい投球も多かった故ではあるが…)
それと精神的な強さも垣間見た。
6回2死で迎えた浅間選手。
2ストライクを難なくとった後の3球目。アウトローにストレートがバシッと決まった!…ように見えた球がボール判定。
その後1バウンド投球も含んで、3ボール2ストライクとなり、ボールになればパーフェクトが潰える場面。ここで投げたのは3球目と同じあたりへのストレート。これが見逃し三振となって切り抜けた。(松川捕手が構えたところとは違うが結果オーライ)
パーフェクトが潰えるような場面であの球を放れるマウンド度胸にただただ呆然とするしかなかった。
鬼に金棒?末恐ろしいのは高卒1年目捕手
佐々木投手の快投ばかりが注目されがちだが、この2戦でバッテリーを組んだ松川捕手も称賛したい。
彼のリードがなければパーフェクトはなかったと言っても過言ではない…と思う。
オリックス戦で光ったのは屈指のアベレージヒッターである吉田正尚選手への配球だった。
他の選手に対してはストレートを中心として、そこに加えて140キロ台後半のフォークを混ぜるような形で攻めていたが、吉田選手に対しての第1打席はストレートは1球。後はフォークで三振を奪った。
続く第2打席はさらに意表をつくようにそこまで投じていないに等しいカーブを2球、後はフォーク2球と、ストレートを混ぜない配球を見せた。
最終第3打席、散々変化球主体を見せておきながら、最後にストレート勝負。これで三振を奪った。
昨年はシーズンで26個しか三振をしていない日本屈指のバッターから三者連続三振を奪えたのはこの松川捕手の相手の読みをずらすリードがあってこそだと感じた。
日本ハム戦でも松川捕手の度胸が光った。
8回表、こちらも日本トップレベルのヒッターである近藤選手との対峙。
初球をフォーク、2球目にストレートを持ってきた。
スイングのタイミングを見て明らかに近藤選手はストレート待ち。
3,4球目にフォークを持っていき、近藤選手はこれをカット。やはりカットの仕方を見てもストレートを待っているように見えた。
5球目、そろそろフォークに狙いを切り替えるか・・・?カウントに余裕がある分ストレートで1回逃げたくもなる・・・そんな場面で松川捕手はフォークを投じさせて見事に三振を奪った。
低めの良いところに投げる佐々木投手の投球も凄いが、しっかりとバッターの読みを見抜いた松川捕手も称賛すべきだろう。
開幕から石川投手を好リードするなど、リード面で評価が高い松川捕手。これで高卒1年目なのだからロッテの未来は明るい。
これから佐々木投手に期待することは・・・
2戦連続パーフェクトがかかる中、8回で降板させた井口監督。
この判断をまずは称賛したい。
長いシーズンともなれば体力面や疲労の蓄積に気を付けていかなければならない。
ましてやまだ佐々木投手は高卒3年目だし1シーズンを投げ切ったこともない。
疲労から怪我につながるケースも多いだけに、8回での降板はベストだったように思う。
まだまだ記録が続いている佐々木投手だが、まずは怪我無く1年ローテーションを守り通すことを達成してほしい。
完全試合や数々の記録で既に大投手の気配を見せてはいるが、ローテーションを守ることができなければ一流の先発投手とは言えない。
彼の場合、ローテーションを守れば結果はおのずとついてくるはず。
プロ野球ファンとして彼の今後の活躍に期待したい。
コラムに憧れるが故、今回はコラムチックに書いてみました…
他のメンバーとはまた違った感じでこれからも投稿していこうと思います。。
ではまた次の投稿をお楽しみに・・・!